4月もそろそろ終わりに近づいてまいりました。

今年の4月から中学受験を終えて新しい生活を始められたお子様も多いと思います。

余計なお世話かもしれませんが中高一貫の進学校での勉強はどうすればいいか?という点について書きたいと思います。

中学受験をお考えのご家庭は教育意識が高く、幼少期に英語を習っているご家庭が最近ではほとんどだと思います。しかし小学校高学年になり進学塾に通うと、英語に費やす時間が無くなってしまいます。そして3年間あるいは4年間必死に頑張り見事難関校合格!となるとたいていのお子さんは気を抜きます。親御さんもたいてい気を抜きます。

 

そこで問題になってくるのが英語です。大学受験において最も重要な科目は数学・英語です。特に国立医学部や東大といった難関校を目指す場合はこの二つが苦手だと致命的です。進学校の授業進度は非常に速いため、油断しているとあっという間に落ちこぼれていきます。しかも母集団が優秀なため(本人も含めて)、一度ついた差を縮めていくにはかなりの労力が必要となります。

実際私自身も中学受験合格後ほとんど勉強せずに1年ほどで落ちこぼれてしまい、中二の夏休みをすべて勉強に充てて取り戻したという苦い記憶があります。何せ中1の最初から中2の夏休み宿題まですべてやったので1日8時間くらい毎日勉強しました。ただこれは親が家庭教師のようにつきっきりで教えてくれたので恵まれた環境だったと思います。一人では到底投げ出していたであろうと思います。

私のような思いはできればする必要はないので、中学に入られた後も数学と英語の成績だけは注視しておいた方がいいと思います。また英語に関しては別途英会話スクールに通うなどしてもいいかと思います。

いずれにしても大学受験で肝となってくるのは数学と英語なのでこの二つだけは苦手にならないように注意するということが重要です。こんなことを言うと怒られるかもしれませんがほかの科目は後からどうとでもなります。なのでこの2科目だけは最低限勉強するようにご家庭でもっていき、あとは部活など本人の自主性に任せてあげれば中高一貫校の生活が非常に実りあるものになると思います