日常で何気なく使われている言葉「ふつう」についてみんなで考えてみました。

教材として用いた動画では、主人公のQくんが学校の写生大会で描いたゾウの絵を友だちに笑われたと、仲良しのチッチに相談するシーンから始まります。Qくんはゾウの大きなお尻を描いたそうです。「こんなのふつうじゃない」と友達に言われて笑われたと悲しむQくん。チッチは「ふつう?ふつうって何?」とQくんにたずねますが、Qくんはうまく説明できません。

考えていくうちに、人それぞれ、その人にとっての「ふつう」があるらしいことがわかりました。自分たちの生活に置き換えて考えたとき、自分にとっての「ふつう」が、相手にとっても「ふつう」だと思い込むことにより、自分の考えを相手に押し付けたりすることになり、それがケンカの原因になった例があったかもしれないという事にも気づきました。