今年も中学受験が終わりました。
また塾の新学期が始まりいよいよ受験モードという方もいらっしゃると思います。
今日は低学年・中学年のうちからやっておくべきことを書いてみます。
中学受験を制するためには早い段階から算数を得意科目にしてしまうことが有効です。
理由は二つあります。
①算数は受験において最も点差が付きやすい科目
例えば開成中は
国語 算数 理科 社会 合計
合格者平均 56.0 55.7 60.7 53.5 225.9
受験者平均 49.7 42.7 54.3 48.7 195.4 (開成中学発表資料より)
灘中は
国語 算数 理科 合計
合格者平均 145.0 165.6 75.6 386.2
受験者平均 138.3 137.8 65.0 341.2 (灘中学発表資料より)
算数の点差は他科目の倍以上となっています。
この傾向はトップ校に限ったものではありません。
理科社会は六年生の追い込みでなんとかなります。
国語もそれほど差はつきません。
算数のみがこれほど差がつく科目となります。
➁算数は勉強の楽しさを知る教科として最適
受験科目としてではなく算数は学ぶ楽しさを知る意味でも最適の教科です。
特に中学受験の算数は深い思考力を問う良問が多く、東大生でも解けないような難問もたくさんあります。
その難問が解けた時の快感が学ぶ意欲を駆り立てていくのです。
それでは次回は算数を得意にするにはどうすればいいかというテーマについて書いていきたいと思います。